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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング31位~35位。リーグ連覇貢献もまさかの戦力外通告…その人物とは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で移籍金の高い歴代日本人は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※移籍金は11月2日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠

35位:期待値は大きかったが…

長谷部誠
【写真:Getty Images】

MF:長谷部誠(元日本代表/フランクフルト)
生年月日:1984年1月18日(37歳)
クラブ:ヴォルフスブルク→ニュルンベルク
移籍日:2013年9月2日(当時29歳)
移籍金:250万ユーロ(約3億円)


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 静岡の藤枝東高校卒業後に浦和レッズへ加入した。1シーズン目はほぼ出番なく終えたが、翌シーズンより徐々にプレータイムを伸ばすと、3年目の2004シーズンにはレギュラー定着しJリーグベストイレブンに選出。以降、不動の存在として浦和を支えるなど、Jリーグを代表するMFへと成長を遂げた。

 2008年冬には初の海外挑戦を決断。ドイツのヴォルフスブルクへと渡った。加入後すぐに主力として起用されると、2年目にはチームのブンデスリーガ優勝に貢献。日本人が同リーグ優勝を経験したのは奥寺康彦以来、実に31年ぶりのことだった。その後も長谷部誠は重要なピースとしてプレー。本職の中盤だけでなく、サイドハーフやサイドバックをメインに使われることもあった。

 その長谷部は2013年9月にニュルンベルクへ250万ユーロ(約3億円)で移籍。より中盤での出場機会を求めてのことだった。しかし、ヴォルフスブルクで活躍していたこともあり期待値は大きかったが、チームの調子はなかなか上がらず、長谷部自身は怪我で後半戦を棒に振ることに。結果、チームは2部降格を喫することとなり、長谷部は1年で退団。現在も所属するフランクフルトへ移った。

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