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Jリーグ 2年前

最高額のJリーガーは誰だ? サッカー選手市場価値ランキング6~10位。最高84億円の世界的MF、唯一入った日本人とは…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

6位:Jリーグで復活を目指す男

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【写真:Getty Images】



FW:武藤嘉紀(日本/ヴィッセル神戸)
生年月日:1992年7月15日(29歳)
市場価値:250万ユーロ(約3億円)
2021リーグ戦成績:14試合5得点8アシスト

 武藤嘉紀は今夏、6年ぶりにJリーグに帰ってきた。2015年夏にFC東京からドイツのマインツに完全移籍。3年後にはニューカッスルへ完全移籍するも、プレミアリーグではわずか1ゴールに終わった。20/21シーズンは再起をかけてエイバルに期限付き移籍するも、公式戦では3得点のみ。ニューカッスルとの契約が満了となった今年8月に、ヴィッセル神戸への加入が発表された。リーグ戦5試合目で初得点を決めると、そこから3試合連続でゴールを記録している。

 慶応大学在学中にJリーグデビューし、FC東京では14年から翌年夏に移籍するまでの1年半で23得点を挙げた。スピードをはじめとする抜群の身体能力が武器。ハビエル・アギーレ監督時代の14年9月に日本代表デビューし、18年のロシアワールドカップにも出場している。

 欧州では酸いも甘いも味わったが、それは市場価値にも表れている。マインツに加入した15年7月は250万ユーロ(約3億円)だったが、ワールドカップに出場し、ニューカッスル加入後の18年8月には1000万ユーロ(約12億円)まで上昇。しかし、その後は下降の一途をたどり、マインツ加入時と同じ250万ユーロまで下がっている。まだベテランと呼ぶには早い年齢であるだけに、Jリーグでの活躍次第では再上昇するかもしれない。

【了】

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