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Jリーグ 2年前

最高額のJリーガーは誰だ? サッカー選手市場価値ランキング6~10位。最高84億円の世界的MF、唯一入った日本人とは…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

9位:衝撃のデビューを果たした点取り屋

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【写真:Getty Images】



FW:キャスパー・ユンカー(デンマーク/浦和レッズ)
生年月日:1994年3月5日(27歳)
市場価値:200万ユーロ(約2.4億円)
2021リーグ戦成績:21試合9得点1アシスト

 今年4月1日に浦和レッズへの加入合意が発表されたキャスパー・ユンカーは前半戦の救世主となった。公式戦デビューとなった翌月5日のルヴァンカップではわずか9分で初ゴールを記録。続く9日にはリーグ戦初出場で初ゴールを記録している。デビューから公式戦9試合9得点という活躍を見せ、5月のリーグ月間MVPにも選出された。端正なルックスを持つ長身ストライカーが信頼を得るのに時間はかからなかった。

 母国ではさしたる実績を残していなかったが、海外移籍がキャリアを大きく左右した。デンマーク出身のユンカーは2019年夏に母国を離れてノルウェーに渡り、翌年1月にFKボデ/グリムトに加入。27ゴールを挙げて得点王と最優秀選手賞に輝き、昨夏のUEFAヨーロッパリーグ予選ではACミランからゴールを決めている。

 大ブレイクとなった2020年には、市場価値も大きく上昇している。シーズン序盤は47万5000ユーロ(約5700万円)だったが、シーズン終了後には4倍以上となる200万ユーロ(約2.4億円)まで上昇。今夏は欧州主要リーグからも獲得に動いたと報じられ、今オフには国内でも狙うクラブがあるとも報じられている。

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