「ワクワクがない」。なぜ大久保嘉人はJリーグに物足りなさを感じるのか? 自ら示したあるべき姿とは…【コラム】

2021年12月05日(日)10時02分配信

シリーズ:コラム
text by 元川悦子 photo Getty Images
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「今のJリーグにはワクワクというのがない」



「今、Jリーグにはキレイな選手しかいなくて、見ててもちょっとワクワクというのがない。そういう選手がいっぱい出てきてほしいなと思います。自分が持ってるものを若くていい選手たちが身に着けてくれれば、ホントに止められない選手になる。そのための動き方とかシュートの打ち方とかを最後の練習で伝えていきたいなと思います」

 大久保は残る天皇杯に向け、強い意気込みを口にしたが、このメッセージをJリーグ全体が真摯に受け止めるべきだろう。

 結局、この日の清水対セレッソ戦は、西澤健太の大活躍で清水が2-1で勝利。最終節でJ1残留を決め、セレッソは12位で今季リーグ戦を終えることになった。

 試合内容を見ても、清水のシュート15本に対し、セレッソはわずか3本。攻守両面で後手を踏むシーンが多く、完敗と言っていい状況だった。そこは先制点をお膳立てした大久保としても納得いかない点。「魅力的なサッカーを実践して勝つ」という大命題を最後の最後まで貪欲に追求していくはずだ。

 引退発表直後の11月20日の川崎フロンターレ戦の際、「12月19日の天皇杯決勝はフロンターレと戦いたい」と公言した以上、12日の準決勝で浦和レッズに負けるわけにはいかない。

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