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川崎フロンターレが鹿島超え、通算ベストイレブン人数最多に。MVPも最多タイ

text by 編集部 photo by Getty Images

川崎フロンターレ
【写真:Getty Images】



 今季Jリーグの各賞受賞者を発表・表彰する「2021Jリーグアウォーズ」が6日に開催された。7人の選手がベストイレブンに選出した川崎フロンターレは、ベストイレブンの受賞延べ人数がリーグ最多となった。

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 川崎Fは今季のJ1でも圧倒的な戦いぶりをみせ、独走でリーグ2連覇を達成。ベストイレブンにはDFジェジエウ、山根視来、谷口彰悟、MF家長昭博、脇坂泰斗、FWレアンドロ・ダミアン、旗手怜央の7人が選出された。

 史上最多の9人が選出された昨年には及ばなかったとはいえ、1チームから7人の選出は歴代2位タイ。1994年のヴェルディ川崎、2002年のジュビロ磐田、2018年の川崎Fに並ぶ人数となった。

 1993年のリーグ創設から昨季までの28年間で、ベストイレブン選出の延べ人数が最も多かったのは鹿島アントラーズの39人。だが川崎Fは今季の7人を加えて延べ40人となり、リーグ最多クラブに浮上した。

 川崎F所属の選手が初めてベストイレブンに選出されたのは2006年の中村憲剛と谷口博之。その後はコンスタントにベストイレブンを輩出し、特に過去5年間では4度のリーグ優勝を飾って延べ27人がベストイレブン選出と他クラブを圧倒してきた。

 川崎F、鹿島に次いでベストイレブン選出が多いクラブは延べ31人の浦和レッズ。ジュビロ磐田が30人、横浜F・マリノスが今季の前田大然を含めて29人、ガンバ大阪が28人で続いている。

 また、得点王にも輝いたダミアンは今季のJリーグ最優秀選手賞(MVP)も受賞。川崎Fからは2016年の中村憲剛、2017年の小林悠、2018年の家長に続いて4人目の受賞であり、クラブ別受賞回数は磐田(ドゥンガ、中山雅史、藤田俊哉、高原直泰)、横浜FM(中村俊輔2回、中澤佑二、仲川輝人)に並ぶ最多タイとなった。

【受賞者一覧はこちら 2021年 Jリーグアウォーズ】

【了】

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