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Jリーグ 2年前

J1ポジション別ベストプレーヤー5選(CB編)。今やJリーグ最強!? 全てのFWが恐れる守備職人とは?

シリーズ:J1ポジション別ベストプレーヤー text by 編集部 photo by Getty Images

堅守を支えた“新DFリーダー”

中谷進之介
【写真:Getty Images】



中谷進之介(名古屋グランパス)
生年月日:1996年3月24日(25歳)
2021リーグ戦成績:37試合2得点0アシスト

 今季の名古屋グランパスはJ1リーグ全38試合で30失点を喫した。これは王者に輝いた川崎フロンターレに次いで2番目に少ない数字となっている。そんな堅守を支えたのが、名古屋在籍4年目を迎えていた中谷進之介。マッシモ・フィッカデンティ監督の信頼厚い同選手は今季37試合に出場し、うち34試合でフル出場を果たすことになった。

 5月に行われた第14節、清水エスパルス戦で主将・丸山祐市が大怪我を負い長期離脱。名古屋は早々に守備の要を欠くことになった。それでもディフェンスが大崩れしなかったのは、他ならぬ中谷がいたからだ。25歳の同選手は最終ラインの中心人物としてだけでなく、丸山に代わる新たなゲームキャプテンとしてもチームを束ねていた。

 シーズン通してハイパフォーマンスを維持しYBCルヴァンカップ制覇にも貢献した中谷。JリーグベストイレブンのDF部門には最少失点に貢献した谷口彰悟、ジェジエウ、山根視来の3人が入ったため選出されることはなかったが、選ばれても不思議ではないほどの存在感があったのは紛れもない事実だ。25歳とまだまだ伸びしろ十分な守備職人に、今後も引き続き注目していきたい。

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