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Jリーグ 2年前

最高額のJリーガーは誰だ? サッカー選手市場価値ランキング61~65位。価格上昇間違いなし! 自己最高額を更新したブラジル人DFとは…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

64位:復活を遂げた日本代表DF

1216-佐々木
【写真:Getty Images】



DF:佐々木翔(日本代表/サンフレッチェ広島)
生年月日:1989年10月2日(32歳)
市場価値:100万ユーロ(約1.2億円)
2021リーグ戦成績:30試合3得点0アシスト

 大学卒業後、ヴァンフォーレ甲府に加入した佐々木翔は、J2リーグ第2節の東京ヴェルディ戦でスタメンに抜擢されると、いきなり初ゴールを記録。次節以降スタメンに定着した佐々木は、クラブ初のJ2優勝に貢献した。J1昇格後も不動の存在として活躍したこのDFは、2015年1月にサンフレッチェ広島に移籍。順調にキャリアを歩んでいたが、ここで佐々木に試練が待っていた。

 1年目は途中出場が主だったが、2年目には開幕戦から4試合連続でスタメン出場。3バックの一角を不動のものとした。しかし、第4節で右ひざ前十字靭帯断裂。全治8ヵ月の大怪我を負った。さらに翌年には、トレーニングに復帰するも再断裂。またしても長期離脱を余儀なくされてしまった。2度の靭帯断裂により、約2年間におよぶ戦線離脱となったが、諦めなかった佐々木は2018シーズンに復帰。開幕戦からいきなりスタメンに抜擢された。

 長期離脱から復帰した2018シーズンは、リーグ戦全34試合に出場。完全復活を遂げた佐々木は、同年に日本代表初招集され、11月に行われたコスタリカ代表との親善試合で代表デビューを果たした。復帰後、目覚ましい活躍を見せたこのDFの市場価値は、約2年間で約1億円上昇。自己最高額となる130万ユーロ(約1.6億円)を記録した。現在は100万ユーロ(約1.2億円)に下落しているが、不死鳥の如く復活を遂げたこの男は、再び価格を上昇させていくだろう。

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