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Jリーグ 2年前

最高額のJリーガーは誰だ? サッカー選手市場価値ランキング76~80位。3年間で約2.5億円もダウン。苦戦しているのは…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

78位:広島の若き守護神

大迫敬介
【写真:Getty Images】



GK:大迫敬介(日本代表/サンフレッチェ広島)
生年月日:1999年7月28日(22歳)
市場価格:95万ユーロ(約1.1億円)
2021リーグ戦成績:27試合30失点

 鹿児島県出身の大迫敬介は、2015年に故郷を離れサンフレッチェ広島のユースに入団した。高校1年次でトップチームのキャンプにも参加するなど確かな才能を持っており、2年次には高円宮杯U-18サッカーリーグ・チャンピオンシップのMIPにも選出されている。そして2018年より、広島のトップチームに昇格した。

 プロ1年目は出番がなかったものの、2年目の2019シーズンに大きく飛躍した。ベテラン林卓人よりポジションを奪い、J1リーグでは29試合に出場。同年5月にはキリンチャレンジカップに臨む日本代表メンバーに名を連ね、その翌月にはコパ・アメリカ2019で正守護神を担った。市場価値も2019シーズン終了後に大幅アップ。100万ユーロ(約1.2億円)を記録していた。

 しかし、その後は苦戦。2020シーズンは林にポジションを奪われてしまった。そして今年は東京五輪(東京オリンピック)で谷晃生にレギュラーの座を譲っており、クラブでは前半戦こそ出場機会を得たが、後半戦は安定感のある林を前に出場機会を失っている。現在の市場価値は95万ユーロ(約1.1億円)となっているが、このままでは大幅上昇は難しいだろう。

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