ドイツの「ガラスの天才」5人。栄光と苦悩…世界最高級の才能も怪我に泣いた男たち

2021年12月27日(Mon)7時00分配信

シリーズ:ガラスの天才5人
text by 編集部 photo Getty Images
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サッカー選手は常に怪我と隣り合わせだ。1つの怪我でキャリアを棒に振ってしまう選手もいれば、何度も大怪我を負いながらもその逆境を乗り越えて長く活躍する選手もいる。今回は世界最高級の才能がありながらも、怪我に苦しむキャリアを歩んできた”ガラスの天才”5人を紹介する。


怪我を繰り返す「天才」

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【写真:Getty Images】

FW:マルコ・ロイス(ドイツ代表/ドルトムント)
生年月日:1989年5月31日
ドイツ代表:48試合15得点16アシスト


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 現役選手ではマルコ・ロイスが「ガラスの天才」という言葉が最も似合うかもしれない。ドルトムントの下部組織出身のロイスは、トップチームに昇格することができず、06年夏に当時3部に所属するロート・ヴァイス・アーレンへと移籍。2008/09シーズンに2部で結果を残すと、09年夏にボルシアMGに引き抜かれた。

 ボルシアMGでも結果を残し、18ゴール14アシストを記録した2011/12シーズンは、ドイツ年間最優秀選手賞を受賞した。12年夏に古巣ドルトムントへと移籍してからも多くの得点に絡み、ドイツ代表でも中心選手として活躍。一方でこの頃から怪我をする頻度が増え、特に2016/17シーズン以降は恥骨炎や右膝の前十字靭帯、度重なる肉離れにより長期的な離脱を余儀なくされている。
 
 ロイスは11年からドイツ代表に招集されているのにも関わらず、こうした怪我の影響で国際大会に出場したのはユーロ2012(欧州選手権)と2018年に行われたロシアワールドカップの2大会のみ。『Transfer Markt』によるとドルトムントでの負傷や病気による離脱は、既に50回を超えているそうだ。これだけの怪我を負いながらも、試合に出場すれば確実に結果を残すというのは、彼の能力の高さゆえに出来ていることであり、仮に怪我と無縁のキャリアを送っていたとしたら…。どれほどの選手になっていたのだろうか。

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