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史上最高額の日本人は誰だ? サッカー選手歴代市場価値ランキング21~25位。Jリーグの歴史に名を残す名選手たちに欧州で覚醒中のストライカーも!

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部

21位:J1史上最多出場を誇る「日本の心臓」

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【写真:Getty Images】



MF:遠藤保仁(ガンバ大阪)
最高市場価値:650万ユーロ(約7.8億円)
更新日:2009年12月22日(当時29歳)

 遠藤保仁は1998年に横浜フリューゲルスでプロデビューを飾った。しかし、同年限りでクラブは消滅し、1999年からは京都パープルサンガ(現・京都サンガ)に移籍した。京都では加入直後から主軸に定着したが、2000シーズンにJ1で15位となりJ2への降格が決まってしまった。

 京都のJ2降格に伴い遠藤は2001シーズンよりガンバ大阪に移籍した。2002シーズンから監督に就任した西野朗監督の下で中心選手に定着すると、初の二桁ゴールを記録した2005シーズンには自身、そしてガンバ大阪にとって初めてとなるJ1優勝のタイトルを獲得した。また、2003年頃からは日本代表でも常連となった。

 その後、遠藤はジュビロ磐田へと期限付き移籍する20年10月までガンバ大阪のユニフォームを着ることとなるが、その中でもアジア年間最優秀選手賞を受賞した2009シーズンの活躍は際立っており、J1では自身のキャリアで唯一となる二桁ゴール二桁アシストを達成している。こうした活躍から市場価値は上昇し、09年末には自身最高額となる650万ユーロ(約7.8億円)に到達した。

【了】

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