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Jリーグ 2年前

史上最高額の日本人は誰だ? サッカー選手歴代市場価値ランキング81~85位。再起を果たした苦労人、23歳でキャリハイを記録したのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

83位:どん底から復活したストライカー

0125-金崎
【写真:Getty Images】



FW:金崎夢生(名古屋グランパス)
最高市場価値:200万ユーロ(約2.4億円)
更新日:2018年1月5日(当時28歳)

 高校卒業後、大分トリニータに加入した金崎夢生は、1年目からリーグ戦18試合に出場。2年目にはスタメンに定着すると全試合に出場し、同クラブ最高順位の4位へと導く活躍を見せた。その活躍により、市場価値は185万ユーロ(約2.2億円)を記録している。プロデビュー後すぐに評価を高めた金崎は、2010年に名古屋グランパスへ加入。開幕戦からスタメンに抜擢されると、同クラブ史上初のJリーグ優勝に貢献した。

 翌シーズンは怪我に悩まされたが、Jリーグで着実に成長した金崎は2013年に1.FCニュルンベルクに移籍。欧州リーグ進出を果たしたが、約8ヵ月後には当時ポルトガル2部に所属していたポルティモネンセに移籍となった。ここでは主力となり結果を残したが、市場価値は70万ユーロ(約8.4千万)までダウン。欧州で評価を落とした金崎は2015年に鹿島アントラーズへ期限付き移籍した。

 Jリーグに帰還した金崎は、いきなりナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)優勝に貢献。自身初となるJリーグベストイレブンにも選出された。さらに完全移籍した2016シーズンにはリーグ優勝と天皇杯優勝の2冠を達成。2年連続でタイトルを獲得したことで、金崎の市場価値は再びアップした。そして2018年、自己最高となる200万ユーロ(約2.4億円)を記録している。

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