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Jリーグ 2年前

史上最高額の日本人は誰だ? サッカー選手歴代市場価値ランキング81~85位。再起を果たした苦労人、23歳でキャリハイを記録したのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

81位: Jリーグ屈指の点取り屋

0125-興梠
【写真:Getty Images】



FW:興梠慎三(北海度コンサドーレ札幌)
最高市場価値:200万ユーロ(約2.4億円)
更新日:2019年1月5日(当時32歳)

 Jリーグ屈指のストライカー、興梠慎三は高校卒業後に鹿島アントラーズへ加入。徐々に出場機会を増やしていくと、2007シーズンにはほとんどが途中出場ながら、持ち前の高い決定力と抜群のシュートセンスで6得点を記録。同クラブ6年ぶりのリーグ優勝に貢献した。

 マルキーニョスとの2トップは強力で、興梠自身は2008シーズンは8得点、2009シーズンには12得点を記録した。オズワルド・オリヴェイラ監督の下で着実に成長し、2007シーズンからJリーグ史上初の3連覇に貢献した。その活躍により市場価値も急上昇。180万ユーロ(約2.2億円)を記録した。

 その後はパフォーマンスに波もあり市場価値はダウンしたが、2013年に加入した浦和レッズで復活。2017年には同クラブ2度目となる AFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に貢献すると、加入後は7シーズン連続で二桁得点を記録している。その活躍により、2019年に興梠の市場価値は最高額となる200万ユーロ(約2.4億円)を記憶。2020年以降は不調に陥り下落しているが、今季から加入する北海道コンサドーレ札幌では、再起を果たすことが出来るだろうか。

【了】

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