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Jリーグ 2年前

史上最高額の日本人は誰だ? サッカー選手歴代市場価値ランキング81~85位。再起を果たした苦労人、23歳でキャリハイを記録したのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

82位:再起を果たした苦労人

0125-家長
【写真:Getty Images】



MF:家長昭博(川崎フロンターレ)
最高市場価値:200万ユーロ(約2.4億円)
更新日:2019年1月5日(当時32歳)

 2004年にガンバ大阪でトップチームデビューした家長昭博は、デビュー戦で初ゴールを記録。翌シーズンにはリーグ戦24試合に出場し、ガンバ史上初のリーグ優勝に貢献した。しかし、スタメンの座を確保することは出来ず、2008年に大分トリニータ、2010年にはセレッソ大阪へ期限付き移籍となった。

 大分では怪我に苦しんだが、2010年に加入したセレッソ大阪で頭角を現す。リーグ戦31試合4得点9アシストの活躍で、セレッソ史上初のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得に貢献した。その活躍が評価され、シーズン終了後にはマジョルカに移籍した。

 加入当初は出場機会を得ていたが、2年目の11/12シーズンになると出番は激減。在籍約1年で退団となり、その後蔚山現代FC、ガンバ大阪、大宮アルディージャを経て2017年1月に川崎フロンターレに加入した。フロンターレ加入後の家長の活躍は、記憶に新しいだろう。加入初年度から同クラブ史上初のリーグ優勝に貢献。翌シーズンには連覇を果たすと、自身初のJリーグMVPに選出された。その活躍により、市場価値は急上昇。2018シーズン終了後には自身最高額となる200万ユーロ(約2.4億円)に到達した。

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