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【写真：田中伸弥】

遠藤航（シュツットガルト／ドイツ）
生年月日：1993年2月9日
日本代表成績：37試合2得点
最終予選成績：9試合0得点
本大会メンバー入り：当確

　森保ジャパンには欠かせない選手の一人だ。対人戦の強さを武器に中盤底に君臨し、FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選では消化試合となったベトナム代表戦を除く全試合でスタメン出場を果たすなどチームを牽引。吉田麻也不在時にはキャプテンマークも巻くなど、指揮官からの信頼は厚い。怪我などのアクシデントがない限り、23人の中に入るだろう。

田中碧（デュッセルドルフ／ドイツ）
生年月日：1998年9月10日
日本代表成績：9試合1得点
最終予選成績：7試合1得点
本大会メンバー入り：当確

　昨年10月に行われたFIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選のオーストラリア代表戦でフル出場を果たしてからスタメンに定着。遠藤航、守田英正と共に中盤のクオリティーを引き上げ、本大会出場に大きく貢献した。今や替えの利かない一人と言っても過言ではなく、自身初の大舞台出場の可能性はかなり高い。

守田英正（サンタ・クララ／ポルトガル）
生年月日：1995年5月10日
日本代表成績：16試合2得点
最終予選成績：7試合0得点
本大会メンバー入り：当確

　昨年3月に行われた韓国代表との親善試合からコンスタントに招集を受けるようになった。試合を重ねるごとに存在感を着々と増していき、今では完全に不動のレギュラーに。24日のオーストラリア代表戦では影のMOMと言えるほどのパフォーマンスを披露するなど、改めて必要なピースであることを証明した。本大会でも頼りになりそうだ。

原口元気（ウニオン・ベルリン／ドイツ）
生年月日：1991年5月9日
日本代表成績：70試合11得点
最終予選成績：9試合0得点
本大会メンバー入り：有力

　森保ジャパンにコンスタントに名を連ねる一人だが、序列は決して高くない。29日に行われたベトナム代表戦では久々に先発起用されたが、不完全燃焼の感は否めなかった。しかし、インサイドハーフとサイドハーフでプレーでき、かつ経験値もある人材は貴重。そういった意味では23人の中に入ってくる可能性は十分にある。

柴崎岳（レガネス／スペイン）
生年月日：1992年5月28日
日本代表成績：56試合3得点
最終予選成績：7試合0得点
本大会メンバー入り：当落線上

　森保ジャパン発足からしばらくは主力としてプレーしていたが、昨年10月のFIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選のサウジアラビア代表戦で“戦犯”となってからベンチに降格。復活の気配は今のところない。川辺駿や稲垣祥、橋本拳人など実力のあるMFはまだまだおり、今後の彼らの活躍次第ではメンバー落選も大いにあり得る。

旗手怜央（セルティック／スコットランド）
生年月日：1997年11月21日
日本代表成績：1試合0得点
最終予選成績：1試合0得点
本大会メンバー入り：当落線上

　29日に行われたベトナム代表戦で嬉しい日本代表デビューを果たした。しかし、あまり持ち味を発揮できず、屈辱的な前半のみの交代に。ほろ苦いデビュー戦となってしまった。サイドバック、ウィング、インサイドハーフでプレーできるユーティリティー性は魅力だが、23人の枠に入るには当然ながらまだまだアピールが必要となる。