フットボールチャンネル

伝説級!コンサドーレ札幌、背番号10の系譜。宮澤裕樹、ダヴィ、山瀬功治…大黒柱になった男たち

text by 編集部 photo by Getty Images

2010年〜:宮澤裕樹

20220408_miyazawa-getty
【写真:Getty Images】


Jリーグ成績:383試合20得点(4/8時点)
在籍期間:2008-

 なかなか長期間にわたって10番をつける選手がいなかったコンサドーレだが、2008年以降は同じ選手がつけている。それが現在もチームを引っ張る宮澤裕樹だ。

 北海道出身の宮澤は、高校を卒業した2008年にコンサドーレに加入。1年目は25番、2年目は11番をつけてプレーし、3年目から10番を背負っている。

 元々FWだった宮澤は、10番を背負ったシーズンから登録をMFに変更。自らゴールを奪うシーンは外国人助っ人10番に比べて少なかったが、類い稀なパスセンスでコンサドーレの攻撃を引っ張った。年齢を重ねるごとにポジションを後ろに移し、ボランチもセンターバックも担当している。

 昨年、砂川誠の持っていたクラブ歴代最多出場記録を更新した宮澤。「コンサドーレの10番と言えば?」と聞かれれば、誰もが真っ先に名前を挙げるであろう、クラブの象徴的人物だ。

【了】

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top