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日本代表 2年前

海外クラブに推薦したいサッカーU-21日本代表選手5人。Jリーグでも輝くポテンシャル抜群の逸材たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by 2022 Asian Football Confederation (AFC)

MF:山本理仁(やまもと・りひと)

山本理仁
【写真:2022 Asian Football Confederation (AFC)】



生年月日:2001年12月12日(20歳)
所属クラブ:東京ヴェルディ
2022リーグ戦成績:15試合出場/1得点0アシスト

 山本は20歳にしてJ2で100試合以上の出場経験を持っており、常に同世代の先頭を走ってきた。壁にぶち当たったのは2021年のこと。夏の東京五輪前にU-24日本代表のトレーニングパートナーとしてチームに帯同したが、当時は大スランプの真っ只中だった。

 しかし、今季は絶不調期を脱し、東京ヴェルディの中心選手として試合出場を重ねている。中盤アンカーの位置から精度抜群の左足でゲームを作り、フリーキックやコーナーキックでも対戦相手の脅威となれる。

 まだJ1リーグでの経験はないが、大きな障害にはならないだろう。ヴェルディからは山本と同様にトップリーグ経験のなかった藤本寛也がポルトガル1部リーグのジル・ヴィセンテへ移籍し、J2での実績しかなかった選手が欧州でも通用することを証明した。飛躍のきっかけはどこにでもあるのだ。

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