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日本代表 2年前

サッカーU-21日本代表、AFC U-23アジアカップ全選手パフォーマンス査定まとめ。6試合を戦い抜いた各選手たちの評価は?

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by 2022 Asian Football Confederation (AFC), Getty Images

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サッカーU-21日本代表は6月に行われたAFC U-23アジアカップ・ウズベキスタン2022で6試合を戦い、3位という結果を残した。各試合で、選手のパフォーマンスはどうだったのか。今回は各選手のパフォーマンスを試合ごとにA〜Cの3段階で評価する。

細谷真大
【写真:2022 Asian Football Confederation (AFC)】

FW

細谷真大(背番号11)

U-23UAE代表戦:82分 OUT
評価:A

 長い時間苦戦。チームとしてリズムに乗り切れない中、シュートに持ち込むことはおろか、良い位置でボールに触れることさえあまり出来ていなかった。それでも、76分に藤尾翔太のクロスを完璧に頭で合わせ貴重な勝ち越し弾を奪取。最後の最後でストライカーとしての仕事を果たした。

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U-23サウジアラビア代表戦:83分 OUT
評価:C

 U-23UAE代表戦では強烈なヘディングシュートで決勝ゴールを奪ったが、今回のゲームでは沈黙。最前線で動きを繰り返したがなかなか良いボールが入らず、83分にベンチへ下がるまでシュートを1本も打つことができなかった。評価は最低のCにせざるを得ないだろう。

U-23タジキスタン代表戦:出場なし

U-23韓国代表戦:86分 OUT
評価:A

 最前線で良い動きを繰り返して幾度となく決定機を作り、U-23韓国代表のDF陣を大いに困らせた。65分にはGKの弾いたボールに素早く反応し、体を投げ出してゴールをゲット。欲を言えばもう1点くらいは奪いたかったところだが、それでも十分な働きぶりだったと言えるだろう。

U-21ウズベキスタン代表戦:89分 OUT
評価:C

 チームとしてなかなかリズムに乗り切れない中、最前線で孤立する時間がほとんどだった。ボールを受けても相手DFのタイトなマークに苦戦する姿が散見され、結局1本もシュートを放つことができないまま89分にベンチへと退いている。評価は最低のCにせざるを得ないだろう。

U-23オーストラリア代表戦:85分 IN
評価:出場時間短くなし

 85分からピッチに立つも、1度もボールに触れることはできなかった。

佐藤恵允(背番号13)

U-23UAE代表戦:出場なし

U-23サウジアラビア代表戦:出場なし

U-23タジキスタン代表戦:58分 OUT
評価:A

 今大会初スタメン。相手が引いて守る中でなかなかボールに触れない時間帯もあったが、40分にはDFとうまく入れ替わりボックス内深くに侵入、44分にはクロスを落とし山本理仁のPK奪取に繋げるなど、チャンスには絡んでいた。そして57分には相手のミスを見逃さずゴール。アピールに成功した。

U-23韓国代表戦:HT IN
評価:B

 斉藤光毅に代わり後半頭より出場。とにかくよく走り、前線から自陣深くまで幅広くカバーして体を張るなど、とくに守備面での貢献が光っていた。攻撃時の働きも悪くなく、63分にはクロスで細谷真大の決定機を演出、83分には強烈なシュートでGKミン・ソンジュンを襲っていた。

U-21ウズベキスタン代表戦:58分 IN
評価:C

 斉藤光毅に代わり58分から出場。投入直後からパワフルなアクションを発揮と、長い時間沈黙していた斉藤よりはゴールへの可能性を感じさせた。しかし、70分過ぎからはあまり目立たなくなってしまうように。シュートも1本と、流れを大きく変えるほどの存在感はなかった。

U-23オーストラリア代表戦:85分 OUT
評価:B

 試合開始わずか7分で強烈なシュートを突き刺し先制点をゲット。その後は随所で縦への推進力を発揮し、守備でも奮闘と、良い働きを見せていた。しかし、悔やまれるのは65分のシーン。ボックス内で、しかもフリーでボールを受けたが、シュートではなくパスを選択したのは残念だった。

中島大嘉(背番号21)

U-23UAE代表戦:82分 IN
評価:出場時間短くなし

 短い出場時間の中で特別なことはできず。

U-23サウジアラビア代表戦:83分 IN
評価:出場時間短くなし

 出場時間の問題もあるが、アピールには大失敗。動きにメリハリがなく、86分には雑なポストプレーから相手にカウンターのチャンスを与えてしまった。

U-23タジキスタン代表戦:58分 IN
評価:A

 佐藤恵允に代わり58分から出場。ゴリゴリとしたフィジカルを活かして前線でよくボールを収め、空中戦でも強さを示した。68分に奪ったゴールは幻となったものの、アディショナルタイムにGKとの1対1を冷静に制してチームの3点目を奪取。限られた時間の中でしっかりと結果を残した。

U-23韓国代表戦:88分 IN
評価:出場時間短くなし

 出番が訪れたのが88分だったため、出来ることは限られた。次戦以降に期待だ。

U-21ウズベキスタン代表戦:78分 IN
評価:出場時間短くなし

 悪い流れを断ち切るべく78分から出場するも、決定的な仕事は果たせず。87分にはフリーキックから打点の高いヘディングでゴール方向にボールを飛ばすも、GKにキャッチされてしまった。

U-23オーストラリア代表戦:57分 OUT
評価:C

 最前線で体を張るだけでなく、相手DF陣へのプレスでも頑張りを見せていた。しかし、なかなかクロスに合わせられなかったりと、ゴール前では苦戦。結局、1本もシュートを打てないまま57分にベンチへ下がることに。今大会初先発だったが、悔しさの残る結果となってしまった。

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