MF:本間至恩(アルビレックス新潟)
【写真:Getty Images】
生年月日:2000年8月9日(21歳)
J2リーグ成績:21試合5得点6アシスト
ここ数年、本間至恩の去就はアルビレックス新潟サポーターのみならず、Jリーグサポーター全体の関心事となっている。高校3年生だった2018年にJリーグデビューを果たし、プロ2年目の2020年にはチームの中心的存在となった。アルベル前監督の薫陶を受けた本間はJ2屈指のアタッカーへと成長している。
最大の武器はドリブルだ。アジリティに優れ、細かいタッチのドリブルで敵陣を切り裂く。164cmとひと際小柄だが、当たり負けすることも少なく、たとえ身体を掴まれても前に進んでいく力強さを持っている。
昨年末も移籍の注目株となったが、残留を決意して今シーズンに臨んでいる。松橋力蔵新監督の下でも不動の地位を築き、怪我で終盤を棒に振った昨季に並ぶ5得点6アシストをマーク。ここまで自動昇格圏の2位につけている新潟にとっては、何としてでも引き止めたいはずだが、国内外のクラブが狙っていたとしても不思議ではない。