サッカー日本代表に大迫勇也は「いまのままじゃ選ばれない」。率直に語った持論と支払った代償とは?【この男、Jリーグにあり/後編】

2022年07月08日(金)10時52分配信

シリーズ:この男、Jリーグにあり
text by 藤江直人 photo Getty Images
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明治安田生命J1リーグ第20節、ヴィッセル神戸対清水エスパルスが6日に行われ、2-1で神戸が勝利した。決勝ゴールを決めた大迫勇也は、苦しいシーズンを過ごしている。サッカー日本代表不選出を経験した32歳は、怪我を抱えながらもチームのために身体を張っている。(取材・文:藤江直人)


大迫勇也、強行出場の代償とは?

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【写真:Getty Images】

「Jリーグで不甲斐ない結果が続いていたので、チームがいい方向に向かうチャンスだと思って臨みました。僕たちが持っているすべてを出し切ろうとチームみんなで話していたなかで、それを一発勝負のピッチの上で表現できた。本当にこの熱さというものをチームとして、Jリーグでも表現していけたらいいな、と思っています」

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 メルボルン・ビクトリー戦後にこう語っていた大迫勇也は、言葉通りに中3日で迎えた清水戦でも先発。リーグ戦での初勝利を目指し、両チームで最多となる5本のシュートを放っていた矢先の77分に、0-0の状況でベンチへ下がっている。

 当時の指揮を執っていた三浦淳寛監督は、そのまま引き分けた試合後に「できればフルでやってほしかった」と本音を明かしながら、大迫を交代させた理由を説明した。

「ACLのプレーオフを戦った後で、足の状態が万全ではない状態でプレーしていた。できるところまでプレーしてもらったが、両足がつったので交代させました」

 強行出場した代償は大きかった。清水戦から数時間後。オーストラリア、ベトナム両代表と戦う3月シリーズへ招集されていた森保ジャパンから辞退すると発表された。

 アジア最終予選の全8試合で先発してきた大迫を欠いた森保ジャパンは、それでも敵地シドニーでオーストラリアを撃破。7大会連続7度目のワールドカップ出場を決め、組み合わせ抽選会ではドイツ、スペイン両代表とともにグループEに入った。

 しかし、神戸に歩調を合わせるように大迫自身の状態も上向かない。清水戦後に三浦元監督が解任。期間限定で指揮を執ったリュイス・プラナグマ・ラモス暫定監督のもとで2試合に先発フル出場したが、ネットを揺らすシーンは訪れなかった。

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