フットボールチャンネル

Jリーグ 2年前

PSG戦で輝いたJリーグ選手5人。浦和レッズ、ガンバ大阪、川崎フロンターレが見せた意地、パリ・サンジェルマンを本気にさせたのは?

text by 編集部 photo by Getty Images

関根貴大


【写真:Getty Images】


所属クラブ:浦和レッズ
生年月日:1995年4月19日(27歳)
PSG戦成績:先発出場(45分OUT)

 かつてのバンディエラがつけた背番号14を継承した関根貴大は左サイドで輝いていた。プレー時間は前半の45分のみだったが、試合序盤の積極的なプレーは、PSGの目の色を変えるのには十分だった。

 最初のハイライトシーンは開始5分。前線の味方と連動して相手のビルドアップをはめていく。関根は相手ペナルティーエリア内に降りてパスを受けたマルコ・ヴェラッティに寄せてパスミスを誘い、伊藤敦樹のシュートにつなげている。

 目立ったのは守備だけではない。41分には左サイドからドリブルで仕掛けてクロスを上げて小泉佳穂のボレーシュートを演出。さらに44分には中央でパスカットして自ら運び、DFラインの裏に走った松尾佑介にスルーパスを供給した。いずれもシュートはGKケイラー・ナバスの手中に収まったが、得点の可能性を感じさせるプレーだった。


1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top