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クラブでの立場は? サッカー日本代表欧州組の現状【SB編】。カタールW杯へ、22/23シーズンのスタートダッシュは…

シリーズ:サッカー日本代表欧州組の現状 text by 編集部 photo by Getty Images

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 欧州各国では2022/23シーズンが開幕を迎え、各地で熱戦が繰り広げられている。カタールワールドカップ出場を目指すサッカー日本代表選手たちも、それぞれの所属クラブでしのぎを削っているところだ。この夏に移籍を決断した選手、怪我を抱えたまま開幕を迎えた選手など、様々な立場に置かれる欧州組日本代表選手たちの現状はどうなっているのだろうか。今回はサイドバック編(成績は2022年8月23日時点)。



室屋成


【写真:Getty Images】

所属クラブ:ハノーファー(ドイツ2部)
リーグ戦成績:4試合出場(306分)/1得点0アシスト



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 ハノーファー在籍2年目だった昨季は、1年目に比べて出場試合数も出場時間も大きく減らしてしまった。クラブも11位と低迷して3年連続で1部昇格を逃すことに。室屋自身は2021年11月を最後に日本代表からも遠ざかっている。

 今季はリーグ開幕戦こそ出番なく終わったものの、1分1敗の未勝利で迎えた第3節のパーダーボルン戦で初先発を飾る。その後は3試合連続で先発起用され、第5節のマグデブルク戦ではゴールを奪ってハノーファーの4-0大勝に貢献した。この1点は室屋にとってドイツ3年目、公式戦69試合目での嬉しい初ゴールとなった。

 ハノーファーはシュテファン・ライトル新監督のもと、4-3-1-2のシステムでシーズン開幕を迎え、室屋は4バックの右サイドバックとして出場機会を得ていた。しかし、初ゴールを挙げたマグデブルク戦ではシステムを3-4-1-2に変更。室屋は普段よりも高い位置を取れる右ウィングバックとして先発し、結果を残した。この新たな形が定着すれば、昨季までよりも持ち味の攻撃力を生かしやすい状況になるかもしれない。

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