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サッカー日本代表、ドイツ戦全選手パフォーマンス査定。歴史的勝利の主役たちの評価は?

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images,Shinya Tanaka

WG


【写真:Getty Images】


堂安律(背番号8)
ドイツ代表戦:71分 IN
評価:A

 3バックに変更し、流れを引き寄せていた中で攻撃にアクセントを加える存在としてピッチに登場。するとその4分後、南野拓実の鋭いクロスをGKマヌエル・ノイアーが弾く。このこぼれ球を冷静に押し込み、貴重な同点弾をマークした。その後は決定機こそ作れなかったものの、球際で粘り強く戦うなど奮闘した。

三笘薫(背番号9)
ドイツ代表戦:57分 IN
評価:A

 左のウィングバックとして途中出場。しばらくは守備への対応がほとんどで、なかなかドリブルといった持ち味を発揮できずにいたが、75分には仕掛けから南野拓実へ質の高いパスを送り、同点ゴールのキッカケを作った。自らシュートに持ち込むようなシーンは生み出せなかったものの、森保一監督の起用に応えた。

伊東純也(背番号14)
ドイツ代表戦:フル出場
評価:B

 前半は高い位置を取るダヴィド・ラウムの対応に苦労。PK献上のシーンでは酒井宏樹が内側に絞る中、完全に大外を空けてしまうなど、うまく連係できず迷いがあった。それでも攻撃面では、前半から縦への意識を強く持ち、何度か可能性を感じさせた。欲を言えば、前田大然の幻のゴールとなったシーンのような精度の高いクロスを増やしたい。

久保建英(背番号11)
ドイツ代表戦:HT OUT
評価:C

 前半はチームとして最悪だったので、なかなか良い形でボールを持つことができず。保持できたとしても、アントニオ・リュディガーやカイ・ハフェルツなど、体格で大きく勝る相手を前に簡単に潰されてしまった。仕方ない部分はもちろん大きいのだが、C評価以外の理由を探すのは難しい。次戦以降に期待といったところだ。

相馬勇紀(背番号24)
ドイツ代表戦:出場なし
評価:なし

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