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サッカー日本代表、コスタリカ戦全選手パフォーマンス査定。最低最悪…。敗因を作ったのは?

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images,Shinya Tanaka

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【写真:Getty Images】


板倉滉(背番号4)
コスタリカ代表戦:フル出場
評価:B

 序盤は相手との競り合いに苦労していた印象が否めなかったものの、徐々に落ち着きを取り戻していった。敵陣でプレーする時間がほとんどな状況で集中力を切らすことはなく、攻守両面において軽率なミスは犯さず。効果的な縦パスやロングフィードがそれほど見られなかったのは事実だが、安定感はあったので低評価にする理由はあまり見当たらない。

長友佑都(背番号5)
コスタリカ代表戦:HT OUT
評価:B

 一列前の相馬勇紀とうまく連係できず、かなり雑なパスを出してしまうこともあった。それでも守備面でのパフォーマンスは安定していて、マッチアップする選手に素早く寄せ、前を向かせることなく左サイドに蓋をしていた。前半のみで交代となったため、評価が難しいところではあるが、C寄りのB評価が妥当だろうか。

山根視来(背番号2)
コスタリカ代表戦:フル出場
評価:C

 可能性のある斜めへのパスを差し込んだりと、攻撃面での働きは悪くなかった。しかし、守備面が怪しく、前半にイエローカードを貰ったことでその後のプレーを難しくしてしまったのは反省点。また、あまりフォーカスされていないが、32分に自陣で当たり負けし、ボールを奪われたのはかなり危険だった。ファウルかどうか微妙で、主審の笛に助けられたと言わざるを得ない。

吉田麻也(背番号22)
コスタリカ代表戦:フル出場
評価:C

 たった1つのプレーが最低評価の理由。無論そのプレーは失点時のものだ。ボールを失うことなく守田英正に繋ぎたかったのは理解できるが、あの中途半端な浮き球のパスは論外。それならばリスクを犯さず、大きく蹴り出す判断をしてほしかった。ベテランであり主将でもある人間が、あの時間帯、そしてこの重要な一戦でこのようなミスをしてしまうのはかなり厳しい。

伊藤洋輝(背番号26)
コスタリカ代表戦:HT IN
評価:C

 長友佑都に代わり後半頭から出場も、なんのために出てきたかわからないような結果に。ボールを持ってもミスを恐れてか縦につけることができず、無難なバックパスを繰り返すばかり。失点時には中へ絞ることよりもラインを上げることを優先してしまい、結果としてオフサイドも取れず、失点も止められないという最悪の結果を招いた。C以外の評価はまずあり得ない。

酒井宏樹(背番号19)
谷口彰悟(背番号3)
冨安健洋(背番号16)
コスタリカ代表戦:出場なし
評価:なし

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