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激闘の疲れは?カタールW杯クラブ別出場時間ランキング1~10位。チーム状況が最も苦しいのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

1位:マンチェスター・シティ


【写真:Getty Images】


現在のリーグ順位:2位
カタールW杯出場選手数:16人
総出場時間:4628分

 カタールワールドカップで最も疲弊したクラブは、マンチェスター・シティだ。16選手が出場し、総出場時間は4628分となった。

 ほとんどの選手が各国代表の主軸としてプレーしたが、最も疲労しているのはアルゼンチン代表で467分間プレーしたフリアン・アルバレスだろう。同選手は全7試合に出場。グループリーグ第3節のポーランド代表戦からは全ての試合に先発出場し、4得点1アシストという活躍だけでなく前線でのハイプレスなどピッチ上を駆けまわっていた。

 ナタン・アケとジョン・ストーンズもアルバレスと同じく400分以上プレーしたが、両代表はベスト8で敗退しているためアルゼンチン代表FWほどの疲労感はないだろう。次いでロドリが390分、マヌエル・アカンジとルベン・ディアスが360分、さらにベルナルド・シウバが358分間ピッチに立ったが、スイス代表とスペイン代表はラウンド16で破れ、ポルトガル代表はベスト8で敗退したため、休養は十分なはずだ。

 その他は、マンCの中心であるケヴィン・デブライネとイルカイ・ギュンドアンは全3試合に出場したがグループリーグ敗退。守護神のエデルソンはグループリーグ第3節のカメルーン代表戦しか出番がなく、フィル・フォーデンやカイル・ウォーカーらのプレー時間は300分以下のためチームへの影響はほとんどないはずだ。総出場時間では1位となったが、カタールW杯中に負傷した選手もいないため、ほぼ万全の状態で12月26日のプレミアリーグ再開を迎えられるだろう。

【了】

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