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激闘の疲れは?カタールW杯クラブ別出場時間ランキング1~10位。チーム状況が最も苦しいのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

5位:レアル・マドリード


【写真:Getty Images】


現在のリーグ順位:2位
カタールW杯出場選手数:12人
総出場時間:3553分

 現在ラ・リーガ2位のレアル・マドリードからは12選手がカタールワールドカップに出場。12人中8人がグループリーグを突破したが、ほとんどの選手はそれほど疲労していないだろう。

 決勝戦まで進んだフランス代表のオーレリアン・チュアメニと、3位決定戦に出場したクロアチア代表のルカ・モドリッチはカタールW杯全7試合に先発出場。チュアメニは623分、37歳のモドリッチは656分間プレーしているため、相当疲弊しているに違いない。エドゥアルド・カマヴィンガは後半途中から決勝戦のピッチに立ったが、それ以外の出場はフル出場したグループリーグ第3節のみだった。

 ブラジル代表はベスト8まで進んだがエデル・ミリトンは初戦、ヴィニシウス・ジュニオールはグループリーグ第3節で出番なく、唯一ロドリゴが全5試合に出場したが先発したのは1試合のみで、プレー時間は200分以下。ラウンド16に進出したスペイン代表のマルコ・アセンシオは全4試合に出場したが231分と多くなく、ダニエル・カルバハルは4試合中2試合しかピッチに立っていない。

 その他、ティボ・クルトワ、フェデリコ・バルベルデ、アントニオ・リュディガーの3選手は初戦から3試合連続でフル出場したが、チームはグループリーグ敗退。エデン・アザールに関しては3試合で130分間のプレーに留まった。またカリム・ベンゼマは負傷によりカタールW杯を欠場したが、既にレアル・マドリードでトレーニングに復帰している。カタールW杯でのプレー時間が600分を超えたチュアメニとモドリッチのコンディション面は少し心配だが、その他の選手は全く問題ないだろう。

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