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激闘の疲れは?カタールW杯クラブ別出場時間ランキング1~10位。チーム状況が最も苦しいのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

2位:バルセロナ


【写真:Getty Images】


現在のリーグ順位:1位
カタールW杯出場選手数:16人
総出場時間:4309分

 2位はバルセロナだ。同クラブからは16選手がカタールワールドカップに出場。アンドレアス・クリステンセンを除いた15選手が決勝トーナメントに進出した。

 バルサ内で最もカタールW杯のピッチに立ったのがフランス代表のジュール・クンデだ。グループリーグ第2節からベンジャマン・パヴァールに代わって右サイドバックを務め、出場した6試合中4試合にフル出場。決勝戦ではPK戦直前に脳震盪により交代を余儀なくされたが、特に問題は無い模様。クンデよりも決勝戦でPKを与えてしまい、前半の内に交代となったウスマン・デンベレの方が心配だ。ラ・リーガが再開する12月31日までにメンタルが回復すればいいが…。

 クンデに次いで出場時間が多かったのが、オランダ代表のフレンキー・デ・ヨングだ。同選手は準々決勝までの全5試合に出場。この内4試合にフル出場しているため、疲労感は大きいだろう。カタールW杯前に負傷したメンフィス・デパイも全試合に出場。プレー時間はそれほど多くないが、チームに復帰後に怪我が再発しないか不安が残る。

 その他、スペイン代表のセルヒオ・ブスケツら5選手、ポーランド代表のロベルト・レヴァンドフスキ、ブラジル代表のハフィーニャ、デンマーク代表のアンドレアス・クリステンセンも全試合に出場した。しかし、スペイン代表とポーランド代表はラウンド16、ハフィーニャはベスト8、クリステンセンはグループリーグで敗退している。またアンス・ファティは44分間のプレーに終わり、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンとエリック・ガルシアは出番がなかった。W杯に出場した選手が多いため2位となったが、全体的にはそこまで疲弊していないはずだ。

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