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激闘の疲れは?カタールW杯クラブ別出場時間ランキング1~10位。チーム状況が最も苦しいのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

7位:チェルシー


【写真:Getty Images】


現在のリーグ順位:8位
カタールW杯出場選手数:12人
総出場時間:3332分

 チェルシーからは12選手がカタールワールドカップに出場。12人中11人が決勝トーナメントに進出し、総出場時間3332分で7位にランクインした。

 クロアチア代表のマテオ・コヴァチッチとモロッコ代表のハキム・ツィエクは、3位決定戦で対戦。両選手とも全7試合に出場し、638分間プレーしたためかなりの疲労が溜まっているはずだ。ツィエクは今季チェルシー内での序列が低下。中断前のリーグ戦15試合中5試合の出場に留まっているためあまりチームへの影響はないだろうが、コヴァチッチの疲弊はかなりの打撃だ。そのため、コナー・ギャラガーが出場時間「0」に終わったのは救いだろう。

 ブラジル代表のチアゴ・シウバは4試合中3試合にフル出場。準々決勝で敗退したが、38歳という年齢ではおそらく回復が遅いため、チェルシー復帰早々に負傷する可能性も十分にあり得る。そのため、ラウンド16までの全4試合に出場したカリドゥ・クリバリが怪我無くカタールW杯を終えたのは幸いだったと言える。

 また、上記した選手らに次いで出場時間が多かったのはクリスティアン・プリシッチだ。グループリーグ第3節のイラン代表戦で負傷したが、続くラウンド16のオランダ代表戦にフル出場していたため、おそらく問題はないだろう。その他、メイソン・マウントやラヒーム・スターリングらの出場時間は200分以下。負傷もしていないため、復帰後すぐにプレー可能なはずだ。

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