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激闘の疲れは?カタールW杯クラブ別出場時間ランキング1~10位。チーム状況が最も苦しいのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

3位:トッテナム


【写真:Getty Images】


現在のリーグ順位:4位
カタールW杯出場選手数:11人
総出場時間:3692分

 3位は11選手が出場したトッテナムだ。総出場時間は3692分で、4選手がカタールワールドカップで400分以上プレーした。

 同クラブ内でカタールW杯で最もプレーしたのは、クロアチア代表のイヴァン・ペリシッチだ。同選手は全7試合に先発出場し、ラウンド16のサッカー日本代表戦では同点弾を決める活躍で3位という結果に大きく貢献した。次いで、決勝戦に出場したフランス代表のウーゴ・ロリスが570分、アルゼンチン代表のクリスティアン・ロメロが548分間出場している。この3人はかなり疲労しているに違いない。

 ベスト8までの全5試合に先発出場したハリー・ケインは404分間プレーしたため疲れがあるだろうが、エリック・ダイアーが出場したのは初戦のイラン代表戦とラウンド16のセネガル代表戦の計33分間のため、疲労はほとんどないだろう。また、カタールW杯前に眼窩を骨折したソン・フンミンはラウンド16までの全4試合にフル出場。怪我による欠場はなかったため、チームに復帰後も問題なくプレー出来るはずだ。

 だが、カタールW杯で4試合に出場したリシャルリソンはハムストリングを負傷。復帰時期は不透明のため、トッテナムにとってかなりの打撃だ。その他、グループリーグ全試合に出場したロドリゴ・ベンタンクールとベン・デイヴィスは既にトレーニングに参加している模様。ピエール=エミール・ホイビュルクについてもカタールW杯で負傷などはなかったため、問題はないだろう。 

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