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Jリーグ 1年前

一体何者? Jリーグ初挑戦の新外国人選手5人。カタールW杯出場のFW、レアル出身のDFとは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

GK:ソン・ボムグン(韓国代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1997年10月15日(25歳)
2022リーグ戦成績:31試合30失点
移籍先:全北現代→湘南ベルマーレ

 ソン・ボムグンは2010年に水原三星の下部組織に加入後、大学を経て2018年1月に全北現代に加入した。U-18から韓国の世代別代表に選出されていた同選手は、プロ1年目から守護神の座を掴むとKリーグ1(韓国1部)4連覇に貢献。また、2021年に行われた東京オリンピックではU-23韓国代表の守護神として全4試合に出場しており、昨年行われたFIFAワールドカップカタール2022に臨む韓国代表にも選出された。韓国屈指の実力者と言っていいだろう。

 194cmの長身を誇る同選手はセービング能力が抜群。凄まじい反射神経と長い手足を活かして至近距離からのシュートも難なく防いでみせる。また判断能力が良く、ペナルティーエリア内の状況を瞬時に把握して最善の選択をすることが出来る。

 湘南ベルマーレは、今冬に3シーズンに渡り守護神を務めた谷晃生が期限付き移籍期間満了に伴い退団。その谷に代わる新たな守護神として、ソン・ボムグンを獲得した格好だ。全北現代でプレーした5シーズン全てでリーグ戦出場数を失点数が上回ったことはない同選手はJリーグでも実力を存分に発揮し、湘南をJ1上位へ導くことが出来るか。

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