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Jリーグ 1年前

一体何者? Jリーグ初挑戦の新外国人選手5人。カタールW杯出場のFW、レアル出身のDFとは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:ルイズミ・ケサダ(ドミニカ共和国)


【写真:Getty Images】


生年月日:1996年2月11日(26歳)
2022リーグ戦成績:16試合1得点3アシスト
移籍先:テルメズ・スルホン→徳島ヴォルティス

 レアル・マドリードのカンテラ(下部組織)出身のルイズミ・ケサダは、カスティージャ(リザーブチーム)在籍時の2017年にトップチームデビューを果たしたが、昇格することは出来ず。コルドバCFへのレンタル移籍を経て2019年夏に当時セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)に所属していたカディスへ完全移籍した。

 だが、カディスではなかなか定位置を確保できない日々が続くと、2020年6月に膝の靭帯を断裂。同年12月にはチームに復帰したが、以降は出場機会を得られぬまま2021年1月に退団となった。その後は約1年間無所属の期間があったが、2022年2月にウズベキスタン1部のテルメズ・スルホンへ加入。ここでは加入直後から出場機会を確保し、2022シーズンはリーグ戦16試合1得点3アシストという結果を残した。

 左サイドバックを主戦場とするケサダは、積極果敢にオーバーラップして高精度のクロスでゴールを演出する。時折見せる強烈なミドルシュートも武器だ。また攻守の切り替えが速く、攻撃参加後は瞬時に自陣まで戻ってアグレッシブなディフェンスで相手の攻撃を防ぐなど、攻守にバランスの取れた能力を持つ。そのため、左SBのみではなく左サイド全域でプレー出来るユーティリティプレーヤーだ。新天地となる徳島ヴォルティスではどんな活躍を見せるのか。

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