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Jリーグ 1年前

一体何者? Jリーグ初挑戦の新外国人選手5人。カタールW杯出場のFW、レアル出身のDFとは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:アンソニー・アクム(ケニア代表)


【写真:Getty Images】



生年月日:1992年10月20日(30歳)
22/23リーグ戦成績:-
移籍先:無所属→サガン鳥栖

 アンソニー・アクムは2010年に母国クラブでキャリアをスタートすると、翌年に18歳でケニア代表に初選出された。以降は同代表から離れる期間があったが、2015年1月にスーダンのハルツームへ移籍すると同年に代表復帰。以降はザンビアのZESCOユナイテッドFCや南アフリカ共和国のカイザー・チーフスFCでプレーし、昨年7月に退団してからは無所属となっていた。

 ボランチを主戦場とするアクムの持ち味は高いボール奪取能力だ。広い視野で相手の位置を把握し、トラップ際を狙って即座にプレスをかけてボールを刈り取る。ボール奪取後に見せる前線への鋭いパスや推進力抜群のドリブルも魅力で、ペナルティーエリア手前から放つ強烈なミドルシュートもこの男の武器だ。

 Jリーグで通用する実力はあるが、昨年7月にカイザー・チーフスFCを退団して以降はケニア代表でもプレーしていないため、試合勘が不安だ。抜群の身体能力でカバー出来れば良いが、新天地に適応して実力を発揮するまで時間を要する可能性もあるだろう。

【了】

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