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Jリーグ 1年前

鹿島アントラーズが育てた最高傑作5人。曽ヶ端準、鈴木優磨…アカデミーが生んだ逸材たち

シリーズ:アカデミーの最高傑作5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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J1リーグ8回、天皇杯5回、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)1回などの優勝を誇る鹿島アントラーズ。そんな同クラブが歴史を築き上げていく中で、下部組織出身選手たちの輝きは欠かせなかった。今回は、厳選したアカデミー出身の最高傑作を紹介する。(ホームグロウン選手が選出対象。在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参考)


MF:土居聖真(どい・しょうま)


【写真:Getty Images】

生年月日:1992年5月21日
在籍期間:2011年2月〜
通算成績:418試合73得点50アシスト


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 山形県出身の土居聖真は、小学校卒業後に故郷を離れ、鹿島アントラーズのジュニアユースに加入している。その後ユースチームでのプレーを経て、2011年にトップチームへの昇格を果たした。同期の柴崎岳のようにすぐに出番を掴んだわけではなかったが、在籍3年目となる2013シーズン後半戦よりレギュラーに定着。そこから、存在感をどんどんと強めていった。

 2015年にはクラブの伝統的な背番号である「8番」を継承。2016シーズンにはJ1制覇に大きく貢献し、開催国王者として臨んだFIFAクラブワールドカップでは4試合で1得点3アシストを記録と、世界のクラブ相手にその実力を証明した。2017年には清武弘嗣の離脱に伴う追加招集という形ではあったものの、日本代表初選出を果たしており、名実ともに国内屈指の攻撃的MFとなった。

 トップ下、左右両サイド、そしてCFと、幅広いポジションで抜群の攻撃センスを発揮してきた土居は昨シーズン、キャプテンに就任し、本田泰人や小笠原満男ら偉大なレジェンドから重責を引き継いだ。その昨季はチームとしても個人としても悔しさが残る無冠に終わってしまったが、果たして主将としてトロフィーを掲げる日はやってくるのだろうか。

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