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Jリーグ 1年前

まだ獲得可能! Jリーグを去った外国人5人。いまだフリーの強力助っ人たちの行く先は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ボージャン・クルキッチ


【写真:Getty Images】


生年月日:1990年8月28日(32歳)
2022在籍クラブ:ヴィッセル神戸
2022リーグ戦成績:14試合0得点1アシスト
Jリーグ通算成績:20試合1得点1アシスト

 バルセロナで背番号11をつけた男がヴィッセル神戸に加入したのは2021年8月。少年時代からその才能を高く評価されたボージャン・クルキッチは伸び悩み、ローマやACミラン、アヤックス、ストーク・シティなど実に6ヶ国8クラブを渡り歩き、7ヶ国目の日本へたどり着いた。

 尊敬するアンドレス・イニエスタと再会し、Jリーグデビューから4試合目で初ゴールをマークした。しかし、10月の試合中に右ハムストリングの肉離れで全治8週間と診断され、スペインに帰国している。昨季は開幕から出場を重ねていたが、7月の試合中に左膝内側半月板を損傷。バルセロナで手術が行われた。9月には練習に復帰していたが、実践復帰は叶わず。昨季は得点ゼロという結果に終わり、12月末に契約満了が発表されている。

 バルセロナ時代を知る者たちからすれば、「コンディションさえ万全ならば…」といった思いもあるだろう。日本やスペイン以外のメディアもその去就の行方を報じるほど、注目度は高いが、32歳となったボージャンが次に輝く場所はまだ決まっていない。

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