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Jリーグ 1年前

史上最強! 浦和レッズ、伝説の英雄5人。阿部勇樹、ブッフバルト…クラブを偉大にした男たち

シリーズ:伝説の英雄5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF/DF:山田暢久(元日本代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1975年9月10日
リーグ通算成績:540試合27得点
主な獲得タイトル:Jリーグ(2006)、リーグカップ(2003)、ACL(2007)、天皇杯(2005, 06)

 浦和レッズのバンディエラといえば山田暢久だ。Jリーグで540試合に出場。これは2位鈴木啓太の379試合を大きく上回るクラブ歴代最多出場記録である。

 静岡県出身の山田は、藤枝東高校を卒業して1994年にレッズ加入した。当時はFWとして福田正博と前線に並ぶこともあった。この年は12チーム中、1stステージが最下位、2ndステージが11位と振るわなかったが、山田はプロ1年目で15試合に出場。浦和レッズにとっては、未来に向けた種まきだった。

 2年目からレギュラーに定着した山田は、様々なポジションで活躍。両サイドが本職ではあるものの、時にはセンターバック、時にはトップ下と、あらゆるポジションから浦和レッズを支えた。

 最下位時代から浦和レッズのピッチに立ち続けた山田は、上記のように多くのタイトルを獲得。その間、常にピッチに立ち続けてクラブの成長も挫折も最も近くで見てきた人物と言える。2013年まで続けたプロキャリアは、浦和レッズ一筋。レジェンドの中でも、唯一無二の存在の一人だ。

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