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サッカー日本代表、新メンバー6人の通信簿(3)アピールは失敗? 安定感を欠いたのは?

シリーズ:日本代表、新メンバー通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

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FIFAワールドカップカタール2022後、新体制となったサッカー日本代表メンバーは26人中5人が初招集となり、キリンチャレンジカップ2023で3人が日本代表デビューを飾った。そこで今回は、初招集された選手とデビューを飾った選手をピックアップし、キリンチャレンジカップ2023での活躍を3段階(A~C)で評価する。


DF:瀬古歩夢(グラスホッパー/スイス)


【写真:Getty Images】

生年月日:2000年6月7日(22歳)
ウルグアイ代表戦:フル出場
コロンビア代表戦:59分 IN
評価:C


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 セレッソ大阪出身の若きセンターバックが日本代表デビューを果たした。瀬古歩夢は昨年1月の代表候補合宿で日本代表に初選出されたが、体調不良により参加できず。その後、同年9月に行われたキリンチャレンジカップ2022に臨むメンバーに名を連ねたが、出場機会は回ってこなかった。だが、スイスのグラスホッパーで急成長を遂げた瀬古は、新体制となった森保ジャパンの初陣、ウルグアイ代表戦で先発に名を連ねた。

 板倉滉の相方を務めた同試合では、終始安定したプレーを披露。25分のファクンド・ペジストリをスライディングで止めた場面や、76分の先を読んだスライディングでマキシ・ゴメスにシュートを打たせなかった場面は見事だった。持ち味である正確なロングフィードはあまり見せることが出来なかったが、それでも守備時の対応は光っていた。

 デビュー戦でフル出場を果たした瀬古は、続くコロンビア代表戦に59分から出場した。バングーナガンデ佳史扶のアクシデントを受けCBに入ったが、その直後にロングボールの処理をミス。失点を招いてしまった。。また、ビルドアップでも狙われている伊藤洋輝に強引なパスをつけるなど、安定感を発揮したとは言い難く、ウルグアイ代表戦から一転、コロンビア代表戦は残念な結果に。今回の2試合で日本代表定着を確信させたとは言えない。

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【了】

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