8位：小島亨介

所属クラブ：アルビレックス新潟
生年月日：1997年1月30日
今季リーグ戦成績：9試合12失点

　年代別日本代表の常連で、2019年にはコパ・アメリカ（南米選手権）に臨む日本代表にも招集された経歴を持つ。2020年に加入したアルビレックス新潟では怪我の影響で試合に絡めない時期もあり、21年の東京五輪出場も逃したが、22年は正GKとして全42試合に出場し、新潟のJ1昇格に貢献した。

　新潟の攻撃的なスタイルを表現する上で、小島の足下の技術は欠かせない。左足のフィードは精度が高く、「スキル」は「72」という高い数値となった。カバーリング能力が高く、ピンチを未然に防いで攻撃に繋げる部分でも、小島はリーグトップクラスの貢献度を見せている。

　一方で「セーブ」技術の高さも見逃せない。ペナルティーエリア内のセーブ率70.7％はリーグトップクラスの数字で、今季も1対1の窮地を何度も救っている。攻撃的なチームである以上、カウンターから決定的なピンチを招く場面は1試合の中で何度かあるが、小島の活躍がなければ新潟はかなり厳しい順位になっていただろう。