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【クラブ別通信簿】J1リーグ前半戦評価ランキング【柏レイソル】監督交代も復調の兆しは見えず、17試合でわずか2勝

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 明治安田生命J1リーグは前半戦が終わり、24日から後半戦がスタートする。当初の期待以上の成績を残すチームもあれば、予想以上に苦戦しているチームもある。今回は、各チームの前半戦の戦いを総括し、通信簿としてA~Eの5段階で評価してランキング形式で紹介する。※データは6月22日時点


18位:柏レイソル


【写真:Getty Images】

前半戦評価:E
監督:ネルシーニョ→井原正巳
前半戦成績:18位(勝ち点12/2勝6分9敗)


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 我慢できる限界はとうに越えていた。前半戦の勝ち点はわずか12で最下位に沈んでいる。昨年8月からリーグ戦では16試合勝利から遠ざかり、5月にはネルシーニョ監督が退任することに。ヘッドコーチから昇格した井原正巳新監督のもとでも復調の兆しは見えず、前半戦17試合で2勝しか挙げることができなかった。

 ネルシーニョ政権では開幕早々にプラン変更するなど迷走ぶりが目立った。ロングボール主体の単調な攻撃で、細谷真大とマテウス・サヴィオの個人技頼み。13試合中7試合が無得点と得点力不足に悩まされた。政権交代後は積極的につなぐスタイルへと移行しているが、4試合を戦って1分3敗と結果が出ていない。直近2試合では攻撃陣が7得点を挙げるが、9失点とディフェンスが崩壊している。

 ブエノやジエゴの負傷離脱、ドウグラスとフロートが無得点と、サヴィオ以外の外国籍選手の低調ぶりがチームの成績にも影響している。田中隼人や土屋巧、山本桜大といった若手が台頭し始めているのは好材料だが、最低評価が妥当な前半戦と言わざるを得ない。

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【了】

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