DF：セルヒオ・ラモス（元スペイン代表）

【写真：Getty Images】

生年月日：1986年5月30日
市場価値：600万ユーロ（約8億4000万円）
最終所属：パリ・サンジェルマン（フランス）
22/23リーグ戦成績：33試合2得点1アシスト

　これまでレアル・マドリードやスペイン代表で数多くのタイトルを獲得してきたセルヒオ・ラモスは、世界を代表するCBの1人として名を馳せてきた。

　セルヒオ・ラモスは2004年に17歳の若さでセビージャのトップチームデビューを果たすと、翌年、銀河系軍団と呼ばれていたマドリーに引き抜かれた。そして、それから16年間、マドリーのDFラインを支え、15/16シーズンからはキャプテンも務め、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）3連覇などを含む計22個のタイトルを獲得。闘争心溢れる守備で常勝軍団を引っ張り、DFにもかかわらずクラブ通算で101得点を挙げる得点力も披露してきた。またスペイン代表では、2010年のFIFAワールドカップで世界一になり、欧州選手権（ユーロ）連覇にも貢献。無敵艦隊で中心的な存在となった。

　そんなセルヒオ・ラモスは、先月に37歳を迎え、2シーズンを過ごしたパリ・サンジェルマンを今夏退団する。ダビド・ビジャ、フェルナンド・トーレス、アンドレス・イニエスタという、ともにスペイン代表で世界を勝ち取ったメンバーがプレーしてきたJリーグが、彼の新天地の選択肢に入ってきても不思議はないだろう。

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