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日本代表 10か月前

史上最高額は誰だ? 日本人選手の歴代市場価値ランキング1~10位。頂点に立ったのは?

シリーズ:歴代市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

5位:冨安健洋(アーセナル)


【写真:Getty Images】


生年月日:1998年11月5日
最高市場価値:2500万ユーロ(約30億円)
更新日:2021年12月23日(当時23歳)

 アビスパ福岡の下部組織出身の冨安健洋は、2015年に16歳でトップチームデビュー。当初は守備的MFとして起用されることも多かったが、2017年シーズンにCBのレギュラーに定着し、元日本代表CBの井原正巳監督の下で成長を遂げていった。そして2018年にシント=トロイデンに完全移籍し、欧州へと渡った。

 ベルギーでも着実に評価を高めていった冨安は、加入から1年余りでセリエAのボローニャにステップアップ。対人守備の上手さやハイレベルな足元の技術はイタリアでも通用し、2年間で市場価値はみるみる上昇。ビッグクラブから注目を浴び始めた2021年の夏、イングランドの名門アーセナルへの移籍を果たした。

 アーセナルでは右サイドバックを主戦場とし、世界最高峰アタッカーたちを相手に逞しいプレーを見せている。そんな冨安の市場価値はアーセナル加入から半年後の2021年12月23日に2500万ユーロ(約35億円)を記録。22/23シーズンはチームのシステムや怪我も影響し出場時間を大幅に減らしたが、依然として自己最高額をキープしている。今後の市場価値はどう動くのか、来季は勝負のシーズンとなりそうだ。

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