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日本代表 10か月前

史上最高額は誰だ? 日本人選手の歴代市場価値ランキング1~10位。頂点に立ったのは?

シリーズ:歴代市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:中島翔哉(アル・ドゥハイル/カタール)


【写真:Getty Images】


生年月日:1994年8月23日
最高市場価値:2500万ユーロ(約35億円)
更新日:2019年5月3日(当時24歳)

 キレとスピード感のあるドリブルを持ち味としていた中島翔哉は、初の海外挑戦の場となったポルティモネンセで大活躍。2018年のロシアワールドカップ後に発足した森保ジャパンでは堂安律、南野拓実とともに破壊力のある2列目を形成し、エースとして大きな注目を集めていた。

 それだけに、大きなステップアップを見込める中でのアル・ドゥハイル移籍は、驚きをもって伝えられた。2019年冬、小さなドリブラー獲得に支払われた移籍金は3500万ユーロ(約49億円)で、これは未だに超えられていない日本人史上最高額となっている。そうした高額な移籍金に引き寄せられるように、中島の市場価値は一気に上昇。2019年5月、当時の日本人史上最高額となる2500万ユーロ(約35億円)が記録された。

 しかし、中島のキャリアはこれを境に下降。2019年夏に加入したポルトガルの強豪ポルトで不完全燃焼に終わり、その後アル・アイン、古巣ポルティモネンセ、アンタルヤスポルと各国のクラブを渡り歩いたが、かつてのような輝きを取り戻すことはできていない。現在の市場価値は160万ユーロ(約2.2億円)まで落ち込んでいる。

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