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Jリーグ 10か月前

最高額は誰だ? Jリーグ市場価値ランキング1~10位。2023年国内最強のサッカー選手は…

シリーズ:Jリーガー市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)

ヴィッセル神戸のFW武藤嘉紀
【写真:Getty Images】


生年月日:1992年7月15日
市場価値:180万ユーロ(約2.5億円)
2023リーグ戦成績:20試合8得点9アシスト

 7月15日に31歳の誕生日を迎えた武藤嘉紀は、キャリア最高ペースでゴールを重ねている。

 2015年にFC東京を離れてドイツのマインツへ移籍した武藤は、イングランドのニューカッスル、スペインのエイバルと渡り歩き、2021年夏にヴィッセル神戸でJリーグ復帰。今季はすでに昨季の6ゴールを超える8ゴールを挙げており、2014年にFC東京で記録したシーズン13ゴールに届きそうなペースだ。

 今季は特にアシストの多さも際立っている。昨季のJ1リーグで3アシストだったことを考えると、ここまで9アシストというのは大きな進化だ。試合中は冷静に周囲を見渡してプレーしており、どん欲にゴールを狙う以外の選択肢を持つことでプレーの幅がひろがった印象だ。

 武藤の市場価値はニューカッスル時代の1000万ユーロ(約14億円)をピークに減少を続けているが、ヴィッセル神戸加入後の減少は年齢からくるものが大きいだろう。円熟味を増して、まだまだ戦えることを証明している。

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