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海外サッカー 10か月前

未来のスター! 欧州下部組織でプレーする日本人選手10人。将来のサッカー日本代表候補たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:福田師王(ふくだ・しおう)


【写真:Getty Images】

生年月日:2004年4月8日(19歳)
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハII(ドイツ)

 未来のサッカー日本代表におけるエース候補の1人が福田師王だ。もともとはDFだったが、FWへコンバートされると才能が開花し、神村学園時代には高校ナンバーワンストライカーとも称された。まだ10代ながら海外の選手を彷彿とさせるアスリート能力に加え、類稀な得点感覚も備えており、そのポテンシャルの大きさから一目置かれる存在となっている。

 福田は高校卒業後、Jリーグでのプレーを経験することなくドイツのボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)に渡った。2月にU-19チームの一員として臨んだPSVノイスとのカップ戦が欧州デビュー戦となり、ここで衝撃の8ゴールを奪取。その後も逸材FWは勢いを落とすことなく、リーグ戦では4試合で3得点、同特別ラウンドでは4試合で4得点と結果を残し続けた。

 2023/24シーズンからはトップチームの1つ下にあたるボルシアMGII(U-23)でプレーすることが確定している。今月行われたSVエルフェアスベルク(2部)とのプレシーズンマッチでは、U-23チームでの2試合目にして早くも初ゴールを奪う活躍を披露していた。海外1年目同様、2年目も結果を残し続ければ、トップチームへの道は自ずと開かれるだろう。

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