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海外サッカー 10か月前

未来のスター! 欧州下部組織でプレーする日本人選手10人。将来のサッカー日本代表候補たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ルシアン・リトバルスキー


【写真:Getty Images】

生年月日:2003年5月8日(20歳)
所属クラブ:グロイター・フュルトII(ドイツ)

 元西ドイツ代表のピエール・リトバルスキーは、日本人にとって馴染みのある人物だ。現役時代にジェフユナイテッド千葉とブランメル仙台(現ベガルタ仙台)でプレーし、引退後は横浜FCとアビスパ福岡で監督を務めている。そんな偉大な父の血を受け継いでいるのが、ルシアン・リトバルスキーである。

 ルシアンは2003年、ピエールと日本人女性との間に誕生した。2019年より父がコーチやスカウトなどを歴任したヴォルフスブルクの下部組織に在籍しており、ユース、U-17、U-19チームでプレー。21/22シーズンにはリーグ戦で14試合、UEFAユースリーグで4試合に出場しており、ゲームキャプテンを務めることもあった。

 昨年夏には、ブンデスリーガ2部のグロイター・フュルトとプロ契約を締結。未だトップチームでの出番はないものの、セカンドチームにあたるグロイター・フュルトIIでは主力としてプレーしており、昨季はリーグ戦で31試合5得点3アシストの成績を残していた。182cmの体格を誇り、中盤だけでなくウィングとしても機能する20歳は、将来的に日本代表に絡んでくるだろうか。

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