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海外サッカー 10か月前

未来のスター! 欧州下部組織でプレーする日本人選手10人。将来のサッカー日本代表候補たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:松田隼風(まつだ・はやて)


【写真:Getty Images】

生年月日:2003年10月2日(19歳)
所属クラブ:ハノーファーⅡ(ドイツ)

 今夏、松田隼風はJ2の水戸ホーリーホックからドイツへ活躍の場を移している。水戸とハノーファーは7月から育成を目的とした業務提携をスタートさせており、U-20日本代表にも選出されている松田を高く評価したハノーファーへの移籍が実現したという。

 JFAアカデミー福島で育ち、世代別の日本代表にも名を連ねてきた松田は、2022年に水戸に加入した。攻撃的な左サイドバックとして、昨シーズンからリーグ戦通算20試合に出場し、積極的な攻撃参加、得意の左足のクロスなどで相手に脅威を与えている。今季の第7節、モンテディオ山形戦では、右サイドからのクロスに対してファーサイドに走り込み、頭で合わせてプロ初ゴールを記録している。

 移籍が決まった際、松田は公式サイトで「少しでも早く海外挑戦をしたいという思い」を持っていたことを明かした。また、5月のU-20ワールドカップでグループステージ敗退に終わった経験から「あらためて自分の課題にも気づかされた」と語っている。世界大会での悔しさを糧に、ドイツで松田がどのような成長を遂げていくか楽しみだ。

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【了】

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