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三笘薫は? ブライトン年俸ランキング1~20位。欧州ELに出場する“新興勢力”の給料は…

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:モイセス・カイセド(エクアドル代表)

ブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセド
【写真:Getty Images】


生年月日:2001年11月2日
年俸:312万ユーロ(約4.3億円)
22/23リーグ戦成績:37試合1得点1アシスト

 3位には昨シーズンに大ブレイクを果たしたモイセス・カイセドがランクイン。その市場価値は7500万ユーロ(約105億円)とチーム内ではダントツのトップで、この額が証明するように素晴らしい能力をもった選手だと言える。

 守備時は圧倒的な走力と対人戦の強さで中盤をカバーしつつ、ボール保持時はビルドアップで重要な役割を担っている。ルイス・ダンクらCBとダイレクトでパスを交換しながら相手を釣りだして、その裏の空いたスペースに正確なパスを通せる技術と戦術理解力を兼ね備えている。昨季終盤には「初めての経験だった」と語った右SB起用でもハイパフォーマンスを連発し、周囲を驚かせた。

 そんなカイセドの年俸は312万ユーロ(約4.3億円)である。先述した通り、ブライトンにとって重要な選手ではあるが、昨季の冬の移籍市場より移籍を希望する発言を繰り返しており、今夏にはチェルシーへの移籍が盛んに報じられている。現時点では移籍金の折り合いがついていないため、まだブライトンの選手ではあるが、プレーする気がない選手を残留させる余裕はない。チェルシーへの移籍を容認するか、今季もブライトンでプレーすることを説得するかの二択が迫られている。

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