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Jリーグ 8か月前

サッカー日本代表に推薦したいJリーグ組5人。今だからこそ声をかけるべき好調な男たち

シリーズ:日本代表に推薦したいJリーガー text by 編集部 photo by Getty Images

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9月の欧州遠征に臨むサッカー日本代表メンバーが、31日に発表される。欧州組はもちろん、国内から誰が選出されるか気になるところだ。今回は、Jリーグで印象的な活躍を見せている5人を日本代表に推薦する。※今年3月、6月シリーズで招集外だった選手が対象。成績は29日時点


MF:山本悠樹(やまもと・ゆうき)

ガンバ大阪に所属するMF山本悠樹
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年11月6日(25歳)
所属クラブ:ガンバ大阪
2023リーグ戦成績:17試合0得点4アシスト


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 ガンバ大阪が絶好調だ。序盤戦はかなり苦しみ、一時は最下位に低迷したものの、第15節アルビレックス新潟戦で3-1と勝利して以降はわずか1敗しか喫していない。順位も11位まで回復した。

 チームが復活した理由は様々あるが、MF山本悠樹の覚醒はその中の1つと言っていいだろう。今季開幕当初はそこまで目立たなかったものの、現在はリーグ戦11試合連続スタメン出場を果たしているなど、青黒軍団に欠かせない存在となっている。「本当にスペシャルな選手だと思っています」(Jリーグ公式サイトを参照)とダニエル・ポヤトス監督も賞賛を惜しまない。

 組み立て、崩しの局面にかかわらず、長短の正確なパスでゲームを動かせるのが山本の強みであり、相手のプレスを回避する華麗なターンも目を見張るものがある。それに加え、味方やボールの動きに応じたポジショニングに狂いがなく、スペース認知にも秀でているなど、インテリジェンスも高いレベルで備えている。イスラエル代表MFネタ・ラヴィが“心臓”だとすれば、山本はガンバの“頭脳”といったところだ。

 また、攻撃時のクールなプレーとは裏腹に、守備ではガッツを見せるのも山本の特徴。圧倒的なパワーを持つわけではないが、終盤まで走り切れるほど運動量が豊富で、ボールホルダーに対してもハードに食らいついていく。まさに攻守で頼りになる山本が、日本代表というよりレベルの高い舞台でどこまで活躍できるか気になるところだ。

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