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Jリーグ 9か月前

サッカー日本代表に推薦したいJリーグ組5人。今だからこそ声をかけるべき好調な男たち

シリーズ:日本代表に推薦したいJリーガー text by 編集部 photo by Getty Images

MF:明本考浩(あきもと・たかひろ)

浦和レッズに所属するMF明本考浩
【写真:Getty Images】


生年月日:1998年1月31日(25歳)
所属クラブ:浦和レッズ
2023リーグ戦成績:20試合2得点1アシスト

 今年6月、浦和レッズの伊藤敦樹が追加招集という形で日本代表に初選出され、エルサルバドル代表との一戦でデビューを飾った。今度は、そんな伊藤と同い年の明本考浩にチャンスが巡ってきても不思議ではないだろう。

 明本の登録ポジションはMFだが、これまでCFやサイドハーフ、センターバックなど幅広いポジションで起用されてきた。今季は、マチェイ・スコルジャ監督の元で左サイドバックのファーストチョイスとしてプレー。アレクサンダー・ショルツやマリウス・ホイブラーテンらと共に堅守を支え、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇などに貢献している。

 明本は身長170cmと小柄であることを忘れさせるほど、フィジカル能力に優れている。対人守備では簡単に負けず、豊富な運動量と走力を生かした馬力ある縦への推進力で攻撃に厚みをもたらすプレーも得意だ。また、大学時代に中盤でプレーしていた経験が生きており、密集するインサイドでもクオリティーの高いアクションを起こす。様々なポジションで起用されるのも納得だ。

 本職CBの伊藤洋輝が定着しつつあるとはいえ、長らくベテランの長友佑都が担ってきた日本代表の左SBは人材が豊富とは言えない。そういった意味でも、浦和で成長を続けている明本を試す価値はあるのではないだろうか。

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