1位：清水エスパルス

本拠地：IAIスタジアム日本平
収容可能人数：1万9594人
今季平均入場者数：1万4201人

　Jリーグ初年度に参加したオリジナル10の一角である清水エスパルスは、J2で最も多くの観客を集めるビッグクラブだ。1試合平均1万4201人は今季のJ2で群を抜いており、2位に2232人の差をつけている。

　今年7月に国立競技場で行われたジェフユナイテッド千葉戦でJ2史上最多となる4万7628人の観客を国立競技場に集めた清水は、IAIスタジアム日本平でもJ1で戦うクラブと同等の観客動員を記録してきた。

　特にシーズン後半戦は観客の後押しが強烈だ。第28節・ファジアーノ岡山戦以降は全て1万人超えで、ファンとともにJ1昇格を目指している。第38節・ジュビロ磐田との静岡ダービーでは国立競技場開催のゲームを除いて今季最多となる1万8871人の観客がスタジアムに詰めかけた。

　コロナ禍前の2019シーズンの1試合平均観客数は1万5043人。J1で戦ったシーズンと大差ない人数の観客がやってきているということになる。クラブにとっては心強い存在であり、大きな財産と言えるだろう。