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Jリーグ 6か月前

英国人記者が選ぶJ2ベストイレブン【2023年】将来有望な若き才能を厳選【英国人の視点】

シリーズ:英国人の視点 text by ショーン・キャロル photo by Getty Images

WB(SB)

榎本啓吾(藤枝MYFC)
【写真:Getty Images】


RWB:髙田椋汰(ブラウブリッツ秋田)

生年月日:2000年6月10日(23歳)
リーグ戦成績:39試合0得点4アシスト

 2022年に特別指定選手としてブラウブリッツ秋田で数試合に出場した髙田椋汰は、阪南大学から正式に加入した今季はすぐにスタメンの座を手にした。シーズンを通して欠場したのは2試合だけだが、そのうち1試合は大分トリニータ戦でイエローカードをもらい累積警告で出場停止となったためだ。守備は屈強で、攻撃では自信に満ち、効果的なプレーを見せる髙田は、まさに現代的なフルバックである。

LWB:榎本啓吾(藤枝MYFC)

生年月日:1999年9月5日(24歳)
リーグ戦成績:40試合2得点4アシスト

 藤枝MYFCのJ2初陣でわずか1試合しか欠場しなかった榎本啓吾は少し目立たない存在かもしれないが、須藤大輔監督の最も重要な選手の一人だった。シーズン半ばに藤枝から引き抜かれた渡辺りょうや久保藤次郎のような選手と比較すると、榎本のゴールやアシストといったスタッツを見る限りはそれほど貢献していないように見えるかもしれない。だが、ボールを運び、相手を圧倒して、パスを選択する能力は非常に高く、知的でダイレクトなプレーができる選手である。今年の藤枝の成功において、彼の重要性を過小評価すべきではないだろう。

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