5位:永井謙佑
所属クラブ:名古屋グランパス
生年月日:1989年3月5日
トップスピード:35.1km/h
2023リーグ戦成績:30試合4得点5アシスト
Jリーグ屈指のスピードスターと言えば、当然のように名前が出るのは永井謙佑だ。今季は時速35.1kmで5位にランクインしている。
永井はトップスピードランキング・トップ10で最年長の34歳。シンプルに身体能力の高さが求められるスピードの項目で上位を維持するのは流石だ。ただ、J1リーグトップだった2021シーズンの時速35.5kmと比較すると、わずかに下がっていることは事実としてある。
永井の快足エピソードを挙げだしたらキリがないほどだが、50m走のタイムが6秒を切るというのは有名な話。大学1年生のときの測定で出したタイムだという。2011年、永井は横浜F・マリノス戦で名古屋デビューを飾った際、敵将の木村和司監督(当時)が「あれはスピード違反にならんかな」と試合後のインタビューで語ったことも、長く語り継がれていることだ。
スピードをチームのために使えることも永井の長所。自身最大の武器を守備面でも活かそうという意識が高く、スプリント回数でもリーグ6位だ。守備での貢献も多いことが、ほとんどの試合で先発起用されている理由の一つだろう。